悟りとあなたとの距離　5

さらに追い討ちをかけるように、そのような状態を、誰も気に留めないばかりでなく、むしろ非難し、追い詰めていくのです。

経済的にも、人間関係的にも、健康的にも。

誰からの助けもなく、ゴールもわからなく、ただただひたすらに暗闇の中にいるしかないのです。

ですので、人は何かしらのよすが欲しさに、少なくとも自分の今いるところだけは、知りたいのです。

何かしらの光がなければ、これはやっていられません。

そのようなものがない限り、普通の人は発狂してしまうでしょう。

私自身の経験で言えば、私は、いつもこういう風に願っていました。


（つづく…）

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