☆理解できない苛立ち
さて。そういうわけで、私は強引にも姉に連れて行かれてしまいました。
そして、実際に映画館に入り、上映開始となったのですが、うる星やつらというアニメ自体知らなかった、というものもありますが、当時の私には、全く理解できない内容でした。
ただただ、椅子に座って、画像の動きを見続けただけでした。
映画が終わり、映画館を出るぐらいの時から、私は、なぜか苛立ちを隠せなくなっていました。
もちろん、これからマックに連れて行かれるかもしれない、という不安もあったのですが、なぜこの映画を理解できないのかに、ものすごい苛立ちを感じたのです。
よくわからなかった。よくわからなかったけど、これはわからなければいけないものだ。
という感覚にずっと襲われ続けていました。
(つづく…)
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