☆気づきは、瞬間

そして、ここでのキーポイントは、やはり…

気づき

なのです。

>気づいた瞬間

なのです。

気づく事が、一体、何をもたらすのか?
ここに完全に証明されているのです。

気づきは、”瞬間” です。

時間は、いりません。
神に時間は必要ありません。

だから、ここで神とつながったのです。

だから、そのつながりの中で見た事は、このように圧倒的なまでの力を含んでいるのです。

であれば、この方が見い出したことは、偉業でなくてなんなのでしょうか。

☆進歩するには…

私は、このことを想うと、胸がいっぱいになります。

この方は、数年前にギブアップの会に来られた方です。

その当時と、今とでは、本当に、全く別人のようです。
言葉は適切ではありませんが、恐ろしいほど、違います。

では、なぜそれほどの違いを生み出す事が出来たのか?

その理由に触れてみましょう。

その一番大きな理由は、彼女に心を開くことが起きたからに他なりません。

私と出会ったとき、個人的に見える私を受け入れるのではなく、私が言っている事の行間に対して、

「今、聞いていてもわからない。けれど、わかりたい、というより、わからなきゃいけない」、というような使命感を内に感じていたはずです。

これが、

「そういう考えもあるかもしれない」
「けれど…」
「でも…」
「他に…」

というような考えに繋がると、これは心を開いている事にはなりません。
本当の意味で、受け入れてはいないのです。

「そうかもしれない」だとか
「試してみる価値はあるかもしれない」
「ふーん…」

というような態度の時、それは準備が整っていないことを示しています。
なぜなら、いまだ外側が、夢が好きでたまらないからです。
自分だと思っている自分が提供してくれるものに夢中なのです。
夢の中に答えはありませんが、それでも夢の中に答えを見い出そうとしているのです。

一方、この方は、すでに書いたように、心が開く事が起き、内なる使命感と繋がったために、こういうことがわかるようになったのです。

これは、簡単な事ではありません。でも、簡単です。
けれども、簡単に思えるのなら、まさしくあなたは自分だと思っている自分にぐっすりと眠っている、のです。

☆着実に進歩を遂げ、実現する

この方は、以前からグループミーティングなどに参加されている方です。

このような意識レベルに到るまでに、確かに数年ほどかかっています。
けれども、私が言えるのは、ほんの数年です。

それまで、私と出会うまでに、既にずーーーっと、いわば探求してこられた期間からすれば、まったくもって奇跡的な早さです。
なぜなら、そのままずっと何も実現しないままに終わりを迎える事だって、十分にありえるわけですし、むしろ、それが普通なのですから。

その決定的な要因は、さきほど書いたように、心を開くことが起きることなのです。

それさえ起きれば、この方に起こるような事が、起きてきます。

では、心が開く事が起きるには、どうしたらいいのでしょうか?

それは、あなたにはコントロールできるようなものではありません。
けれども、それを望む事は出来ます。一度ではなく、事ある毎に。
そして、それを拒否するより受け入れようとする毎日のささいな態度が、実は鍵となります。覚えておいてください。派手なものではなく、ささいなことが決定的な因子となることを。

それだけでいいのです。

そうすれば、その流れは知らぬ間にあなたのところやってきて、知らぬ間に、あなたは心を開く事が起きることに直面する事になります。

今回のお便りもまた、素晴らしい教材でした。
全ての人にとっての、お手本と言えます。

ちなみに、これがお手本のように感じられないのなら、もうおわかりですね。

以上、今回は二回に渡り、進歩を遂げるというのは、どういうことを言うのか?実現する、というのはどういうことを言うのか?そして、その為には、最低限、何が求められているのか?といったことを非常にわかりやすい事例とともに見てみました。

お便りのほう、ありがとうございました。
また、掲載を許して下さり、誠にありがとうございました。

(終わり)