今回のテーマについてです。
タイトルにある通り、このことについて、みていこうと思うわけです。
この話題、つまり、ロシアがウクライナに侵攻し戦争を起こしたのは、もう2年以上前のことのようで、今さら感があるかと思います。
私がこの話題について触れようと思ったのは、実は、前回のグループミーティングのアフターで、この件が参加者の方から出されたからです。
参加者の方の(記憶が正しければ~)多くが話すプーチンについての理解が、??? というものでしたので、「これは、テキストで言及しないとだめだな」と感じたのです。
……… それから、気づけば、2年ぐらい経過していました(汗
何卒、ご容赦くださいませ。
さて、ロシアによるウクライナ侵攻についてです。
この話題が出たとき、参加者の方の発言の内容は、私としましては、「あれ?」というものでした。
つまり、参加者の方の多くは、ウクライナに勝手に侵攻して戦争を始めたプーチンは、とんでもない悪者だ、という理解を持っていたのですが、私としましては、
「おかしいな。ギブアップの会に参加しているのに。きちんとテキストを読んでくれていないなwww」
と思っていました。
もちろん、その後、私のほうで、この問題は何なのかを彼らに伝えました。
ただ、場所が場所で時間も限られており、入り込んで話すことはできませんでしたので、後日、サイトにアップしようと思って、結果、…二年後ぐらいの今日に至る、という次第です。
さて、ここで改めて、この件について、きちんと言及しておきましょう。
なるほど、当時の一連のニュースを見ていれば、まさしく、彼は悪者なんてものではない人間に思えても仕方ないのでしょう。
実際、私は家にテレビがないため、どんな報道がされているのかは知らないのですが、社会生活を送っていれば、大体のことはわかります。
ただ、少なくともギブアップの会が提示する内容に心をつかまれ、参加されているのならば、そのような取り方はしないものだと思っていたのですが。まだ、違うようでした。
しかしながら、その後すぐにわかったのですが、これは仕方ないこと、彼が極悪人だと思ってしまうのは、仕方ないことなんだ、ということでした。
なぜなら、この理解について、私がまだ十分に触れていなかったからです。
もちろん、事あるごとに、この理解については、皆さんに教えています。
ただ、それはテーマの中の部分部分でしか、お伝えしていなかったのです。
なるほど、私は確かに間違ったエゴについて、かなり詳細に教えています。
この偽りの存在が何なのか、何をしでかすのか。
そういったことをあますことなく教えてきました。
そうすると、一見、この間違ったエゴがいかに悪なのか、ということを教えている、と”解釈”しても、いえ、してしまうのは、当たり前のことなんだと思います。
ただ、皆さんが理解しなければいけないことは(非常に不適切な表現ですが)、間違ったエゴが悪なのではなくて、それが、どのように機能するのか?という理解なのです。
私は、それを皆さんに伝えているわけです。
確かに、間違ったエゴは、悪そのもの、悪の権化といってもいいような”もの”ですが、悪ではありません。
そして、プーチンも、悪ではありません。
この理解は、疑いなく、ゴールドクラス以上の理解です。
この理解に触れるのは、最初はゴールドクラスになります。
そして、進歩段階が、クリアクラス、ユニティクラスと上昇するに従い、その本質にどんどんと(実際は、牛歩のような足取りですが)入り込んでいくことになります。
この世界の平均的な意識レベルと比べれば、かなり上にあるホワイトクラスの段階ですら、このことに対しては、まったく理解できません。
もちろん、日本語が読めるわけですから、概念としては読めますが、まったく頓珍漢な理解をしだします。
けれども、ひとたび、最初の目覚め、覚醒が起こると、この理解がやってきます。
それが来なければ、まだ本当の目覚め、覚醒ではない、ということです。
神は、善も悪も知りません。
この理解の本質は、このことになります。
目覚めが起こると、このことに気づきます。
なぜなら、神とは愛であり、愛は、無条件で無制限だからです。
神に触れるとは、無条件で無制限な”何か”に触れる、ということです。
もっと正確に言えば、無条件で無制限に触れる、ということです。
それが、愛、です。
それ以外は、愛、ではありえません。
人間同士の恋愛は、愛 ではありません。
近くまでいくかもしれませんが、神である愛に比べたら、いえ、比べるなんてとんでもないことです。
比べられません。
それほど、圧倒的なのです。
無条件、無制限は、あまりにも圧倒的なのです。
ですから、目覚め、最初の目覚めですら、それは無条件、無制限に目覚める、ということなのです。
それが、本当の覚醒です。
いいでしょうか。
無条件、無制限です。
善悪とは、条件と制限を暗示しています。
ですから、無条件と無制限に完全に心を開いていれば、善悪を見ることはないのです。
それは、神を見ている時、善も悪も見ない、のではなく、知らない、状態になっているのです。
あるいは、善であろうと、悪であろうと、触れることができない高みに昇ってしまうのです。(表現が不適切ですが)
これが、神に目覚めることなのです。
この理解については、いくらでも皆さんにお伝えすることができます。
しかしながら、私の辿ってきたプロセスからすると、少なくとも、この理解は、ゴールドクラスから先に進まないと意味をなさないことなのです。ギブアップの会を始めた当時、当たり前だったわけですが、目下のフォーカスは、目覚めること、一定ライン以上に皆さんの進歩レベルがあがるよう導くことでした。
それが終わって、足並みが揃ってきたとき、この理解を本格的にお伝えすることにしていました。
これが簡単なことのように書いていますが、目覚めること、ある一定ライン以上に上がることは、”通常”、”ごく普通のよくある人生”ではありえないことです。事実、私は、それまでこの世界の中で機能してきましたが、そのレベルに達した人に、一人も会ったことはありませんでした。ナチュラルスピリットで働いたり、CCといったチャネルサークルなどに参加したりして、比較的多くの人に出会い、観察してきましたが、実際、一人もいませんでした。
ですから、この仕事は、”普通に”考えれば、不可能に感じれるほど超難度の仕事ですが、私はそれができると知っていました。なぜなら、この仕事(実質、どの仕事もですが)は、私がするわけでもなく、あなたがするわけでもないからです。
それ自身の手に委ねること。私が、このギブアップの会で皆さんに語りかけ、やり続けていたことは、それだけです。
なぜか、そうすれば、上手くいく、ということを、いえ、それしか上手くいくことはない、と私は直接知ったからです。
ただ、問題は、それでもまだ間違ったエゴの手中にある私にとっては、どれくらいの期間がかかるのか、当初、ほとんどの期間をここに費やすことさえ覚悟していましたが、驚くほど速く皆さんは、上昇されてきました。
そうしたわけで、皆さんならもう教えなくても、自ら理解していくだろう、と思っていたわけですが、実際は、どうやらそうではなかったらしい、という結論になり、今に至ります。
ええ、前回のMTGから2年ぐらいの歳月が経ってしまっていましたが。
今後、まだ私がこの世界で機能していましたら、この理解について、時期を見てさらに触れていこうと思います。
ではまた!
レベル:ゴールドクラス~ユニティクラス