純粋さから始めなさい　-3　～純粋さが鍵～

・悟りは、一つの分野ではない

言わずもがな、この態度は完全にエゴのものであり、汚れきった在り方です。
そして、本当に薄っぺらい幼稚な態度です。
そこには、自惚れがあり、パーツの一部とみなしているのです。

悟りや自由といったものは、世界の中の一分野ではありません。

悟りや自由を得れば、体重が軽くなるとか、金持ちになるとか、そういう”特典”など、ないのです。
私たちは、取り引きに、買物に夢中になりすぎています。

・彼らの動機を調べてください

悟りや自由、解脱、世界を超えていく。
名称は何でもいいですが、ともかくこれらをなぜ求めているのか？
気づいてください。

これらは、純粋さそのものです。
ですので、純粋さから始めなければなりません。
純粋さから、この旅がスタートしなければいけないのです。

ニサルガダッタ・マハラジやラマナ・マハルシ、バーナデッド・ロバーツでも、
自由に達したとあなたが思う人々を見てみてください。彼らの動機を調べてください。

彼らが言う、”魅惑的な”単語や概念はほっておいていいですから。
まず、それを調べてください。

もし、彼らを調べて、そしてわかったのなら、あなたと向き合ってください。
正直に、あなたの動機と向き合うのです。

ボタンを掛け間違ってしまったのなら、
最後までボタンが正しいところにかけられることは、ありません。
つまり、掛け間違った状態であるなら、どんなに瞑想しようが、座禅をしようが、祈ろうが、聖者に会おうが、最後まで掛け間違ったままで終わります。

あなたは、純粋さから始めていますか？
あなたは、その純粋さを保ったままでいますか？

（おわり）

【レベル】：クリアクラス～ユニティクラス

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