さて、前回は、ロード・オブ・ザ・リングのフロドの旅について、触れていきました。

このロード・オブ・ザ・リングですが、この映画もまた、よく観ておいたほうがいい作品です。

前回のテーマだけではなく、他にもいろいろ重要なテーマが隠されています。
作者は、特に隠したつもりはないのかもしれませんが、わかる人には、
それがわかるような設計になっています。

ではなぜ、この映画を観るように勧めるかと言えば、励みになるからです。

私自身がたどった道を振り返ってみると、私にとっては、特に目新しい概念などは必要ありませんでした。真我というものは、努力の結果、実現するものではありません。

確かに途中、壮絶な努力を求められ、実際にしている感じを受けますが、それでも、やはり真我は努力を受け付けないのです。

ですので、真我のために、一生懸命聖典を読んで勉強する必要はなく、逆にそういうことをしている限りは、真我はいつまでたってもはるか先にしかないのです。

よって、私が道中感じていたのは、自分が進んでいる道がはたして正しいものなのか、それとも逸れてしまって、とんでもなく間違いな方向に進んでいるのかを知りたかった、
ということ。

また、その進んでいるプロセスの中で、励みが必要だった、ということです。

非常にシンプルなものしか、必要としないのです。

そういった意味で、この映画もまた、非常に励みになるものです。

皆さん、恐らく、道しるべとしてこの映画を観る機会はなかったでしょうから、これを良い機会としてぜひ見てみてください。

そして、自分自身の目で、自分自身の経験と照らし合わせて、この映画を感じ取ってください。
そうすれば

「あ゛ーーー、これはこういうことだったのか!?」

という素晴らしい理解がやってくるでしょう。

【レベル】:クリアクラス~ユニティクラス