二つの大きなブレイクスルー

さて。
先日は、個別ガイドを行いました。

今回の個別ガイドにおいて、私たちは、二つの大きなブレイクスルーを確認することが出来ました。

・神は、必ず応えてくれる

まず、その一つ目となるものは、

・求めれば、与えられる
・神は、必ず応えてくれる。
という事実を確認できました。もちろん、このこと以外にも多くの確認をすることができましたが、ご本人にとっては、最も大きな衝撃は、このことだったように思います。

本当に求めたものは、必ず与えられる。
神は、必ず応えてくれる。

このフレーズは、皆さんもなじみのあるものだと思います。
けれど、これが本当なのかどうか？
それを知っていなければ、意味がありません。
頭だけで知っていても、それは虚しいだけではないでしょうか。

今回のガイドでは、このことが受けられた方にとって証明され、よって、その方にとっては、概念でしかなかったものが、どうやらこれは本当のようだ、という大きな大きなステップを踏む事ができました。

このように体験する事によって、これが概念から知識に変わっていきます。

また、その対象となった出来事は、目覚めにあまりに近い出来事でもあったため、そこには二重の喜びがありました。

ただ、この方にとっては、これはいわば二回目の出来事ですが、もっともっとそれが起こらなければいけません。何度も体験して行く事で、疑い、という化け物と決別する事が可能になるからです。

・神に触れる事で起こる涙

二つの目のブレイクスルーは、

・神との接触による涙が”起こる”
という体験でした。

この方は、ある瞬間、自己憐憫の涙、感情の涙といったおなじみの涙ではなく、許しの涙を流すことが　”起こり”　ました。

この涙は、まさしく神を思い出し始めたことを意味します。
神と接触すると、最初のうちは、涙がなぜかあふれ出てくるのです。
泣きたいという感情なしに、涙が出てきます。

これを通り抜けると、次は許されている、という本当の愛、つまり神の愛に触れることで、その圧倒的な存在に涙を流さずにはいられなくなります。

これが目覚めです。
このような涙は、その人が知らないうちに、とてつもなく固く握り締めている何かを放しているから、起こるのです。本人のこれまで大黒柱だったと思っていたものが、あっさりと折れる、というより消失してしまう瞬間です。
それは、確かに崩壊ですが、経験した事のある人なら誰でも、これは災難ではなく、祝福だと感じるのです。

それは、あまりにも固く握り締めているので、握り締めていることすらもう気づけないのです。だから、許しの涙が起こり、それらが涙とともに、溶け去っていくのです。そして、溶け去ることによって、そこは空白になり、自分自身の軽さに気づき、それが本来の姿である事を垣間見ることになります。

私は、ここで　神　という単語を使っていますが、それはなんだっていいのです。真我であろうが、実在であろうが。名称は、ラベルはどうでもいいものです。問題は、その動かない動かし手、変化を可能にする不変のなにものか、なのです。

・思い出す　ことは、再び神の一員に戻る　こと

それを思い出し、それに触れることが、私たちの最初のミッションです。
神との対話にあるように、

ということを意味しているのです。

では、一体、何のメンバーなのでしょうか？
そうです、つまり、それはあなたが神のメンバーであること、神の一員であると認識する事が、思い出す、ということなのです。

そして、誰が一体、このような単語を創り出したのでしょうか。
なぜ、一体何の目的のために？
よく出来ている、と感じないでしょうか？
ほんとうに、よく出来ています。
これが、神のハカライでなくて、一体何なのでしょう。
私達が忘却の淵で迷い続けないように、神は常にシグナルを送り続けてくれているのです。

これは、あなたが今、否定しようが非難しようが、一向に変わらない事実です。

そして、この方は人生において最も重要な事、まさしく神が望んでいることをやっと思い出し始めたのです。

たぶん、ご本人は、自分自身がどれほどの体験をしているのか？ということが、まだ十分には把握できておられないと思います。その理由は、まだ自分だと思っている自分が幅を利かせているからなのですが、じきに、追いつく事になります。

この方は、これまでガイドやグループミーティングなどに周期的に来られている方で、2,3年ほどとなるのでしょうか。
そして、この方が、本当の涙を流したい、あのような美しい涙を流してみたい、と思ってから、1年半ほどで、それを実現してしまいました。

また、なぜ今、自分がここにいるのか？その理由は、一体何なのか？
という疑問に対する直接の答えを得ることも出来ました。1年半ほどで。

これらは、上述したように、神は、必ず応えてくれる、という実践の結果です。
ご本人は、そうとは認識していないかもしれませんが、実はそういうトレーニングなのです。

もしかしたら、1年半もかかった。と本人は思うかもしれませんし、あなたもそう感じているかもしれません。
けれど、私からしたら、超スピードなのです。

私がとてつもない歳月をかけて経験し、わかってきたことを、たった1年半で結果を出せる、というのは、すさまじいことなのです。びっくりです。
もちろん、それまでの準備期間（何も起きない長い長い悲惨な時間）がかなりあったことは確かですが、それでさえ、申し分のない肥やしになっているのです。

そして、そこにはいつも神、すなわち、知る事は出来ないけれど知っている、あの謎の存在の働きがあり、それはいつも中心にいるのです。すべては、この大いなる存在の働きゆえなのですね。

さて。
すでにご紹介したように、この方だけでなく、そういう方がどんどんと増えてきているのは、喜ばしいことです。
自らが何者かを思い出し、その通りに生きていく、ということを地でできるようになる人を見るのは、喜ばしいことです。なぜなら、これが神が望んでいる事、すなわち、神の意志だからです。

今回のガイドにおいて、このような聖なる理解を共有できた事は、本当にすばらしいことでした。

ありがとうございました。

※クラスの詳細については、こちらとこちらを参照下さい。