☆抽象へ

それは、抽象に向かって歩を進め始める、ということです。

たとえば、医療の道を歩んで、沢山の人を助けるとか、政治の道に進んで、沢山の人を助けるとか、教育の道に進んで、沢山の人の為になることをしたいとか、発展していない国に行って、沢山の人を助けることが私の使命だとか。

このような生き方は、それはそれで大変結構なことです。
何も間違っている事は、ありません。
事実、それで助けられる方は沢山いるでしょうし、使命を感じて、自分の人生を進んでいくことでしょう。

これは、確かに天職の一つの形です。
その方の脚本には、そのような事が記されており、その通りに事は進んでいきます。

しかしながら、私がここで触れていることは、このようなものとは違います。

(つづく…)