バーナデッド・ロバーツという方は、誰ににとっても非常によいお手本です。
彼女の本を読むと、彼女が一体どんなプロセスを経てきたのか?

それが非常によくわかります。

また、彼女のようなレベルに達するために何が求められているのか?
それもまた、はっきりとわかります。

忍耐力、勇気、正直さ、中心を明け渡さないほどの成熟力、純粋さ、諦めることを知らない心、誠実さや素直さ…

このようにシンプルですが、シンプルゆえに誰も見向きもしない状態の重要性がまざまざと書かれています。

「明確に書かれていないけれど、この人もまた、とてつもない苦しさを経験してきたんだろうな」

読んでいて、いつもそう感じていました。

このように、彼女の文章には、そのような彼女が通り抜けてきた全てがパッケージされているがゆえに、強烈なほどの説得力があるのですね。
誰か…、有名な誰かの言葉をコピペしているのではなく、彼女自身の言葉を語っているがゆえに、本物なのです。

ですので、彼女の文章を読むだけで、読み手の状態が正しければ、気づかぬままにあるレベルに連れて行ってくれるのです。
知らぬ間に、気づかないうちに、これを手伝ってくれているのです。
ですので、もしあなたが霊的な成長をしても、彼女のおかげだと、まるで気づくことができないでしょう。(さらに言えば、それは彼女を通して現れた神ですが)これが恩恵ではなくて、いったい何なのでしょうか?

本物の言葉やメッセージは、常にこのような力、あるいは振動数を含んでいます。(力という単語はあまりふさわしい言葉ではありませんが)

このようなことが明らかであれば、まずあなたはそれを正しく感じられるのかどうか?
そこからチェックし始める必要があります。

よく言われているように、顕現であれ、非顕現であれ、すべてに振動があるわけです。

ですので、たとえばある本を手に取って読んでみてください。

その本の書き手がどんな意識レベルにあるのか?
何を伝えようとしているのか?
どんな振動数なのか?
それは、本物なのか?
はたして、あなたはそこに自分自身を明け渡していいのかどうか?

そういうことを感じ取ることは、本来誰にでも自然に出来るのです。

もし「それが感じ取れない」、というのなら、あなたはまだ自分だと思っている自分にかなり眠っている、ということです。
そうであるのなら、あなたにはまだ、たくさんのやるべき仕事があるのだ、ということを受け容れてください。
もちろん、ここでいう仕事は、生き延びるための仕事ではありません、年収を現わす仕事ではないのです。

いつか、あなたもわかる時が来るでしょうが、神はそのような仕事に関心を全く持っておられないのです。神の関心事は、まずあなたが思い出すことなのです。思い出し、目覚めることが、人間に求められている最初の大いなる仕事なのです。

このことを、あなたはいつか直接知ることになるでしょう。
それは、私の経験から言えることは、思い出し、目覚めた後に知る機会が訪れるでしょう。

そして、もちろん、このように直接知る、という経験は、この世界が提供しているどんな娯楽、快楽も足元に及ばない、まさしく至高の性質だと実感し、そうだからこそ、真摯に神を愛していくプロセスを加速していくことにつながっていくのです。

【レベル】:ゴールドクラス~ユニティクラス