☆集合点

私たちは、信念によって繋がれています。
言ってみれば、これが集合意識の母体となるもので、これによって、私たちはいわば安心して生きていけるのです。

これが、ドン・ファンなどの呪術師が語る、集合点ということになります。

私たちは、与えられた餌のような信念によって、繋ぎとめられているのです。

そして中には、この餌に飽きてしまった人がいて、よりよい餌を自分で創り出そうとする人がいるのです。

そこで起こることは、その集合からの脱却であり、繋ぎとめていた鎖を断ち切ることに繋がるのです。

ゆえに、母体はコントロールするために、断ち切ろうとする者を”なんとか”しようとするのです。
そうでないと、コントロールできなくなるから。

これが、今でも世界で起こっていることです。

断ち切ることに成功したもののその後は、やはりその脚本が全てを決めます。
断ち切った後、戻るものもいるでしょう。
ただ、断ち切って、理想を叶えた後、さらにもっと偉大な理想を求めようとすると、”何か”が起きるのです。

まったく違うレベルへの飛翔につながるのです。

さて、第9回目のメインテーマは、ホワイトクラスの最終的な段階、つまり信念についてでした。

眠った個人である存在が、確固とした信念をもとに生きていくプロセスを扱いました。

その信念とは、どのようなものなのか?
何が違うのか?
何をもたらすのか?

について、詳細に見てきました。

以上で、第8回目の講義を終わります。