ひとつ。

恐らく、皆さんが知ってはいるけど、気づいていないことがあります。

それは、この世界は常に太陽の光とは違う光、輝きの中にある、ということです。

この輝く光の中で、世界は進行している、ということです。

個人の視点から見れば、世界に登場するあらゆるものが別個に意志を持って生きているようには見えますが、実は、違います。

この中に包まれていることは、大騒音を伴いながらも、徹頭徹尾無言なる進行とも言えるものが起こっている、ということです。

そこには、”バラバラな行為者” は存在しません。

”すべての中で”、完全に統制がとれている行為があるだけなのです。

このようなわけで、「行為はあるが、個々の行為者はいない」と言われているのです。

問題なのは、みなさんがそれを知っているにもかかわらず、それを知らない、ということです。

なぜなら、それはみなさんが、個人、あるいは間違ったエゴという眠りにはまりこんでいるからです。

それしか理由はありません。

【レベル】:ユニティクラス