これもまた、ちょっと古いニュースですが、ここで取り上げてみようと思いました。

アメリカに住んでいる104歳の女性の話です。
彼女は毎日欠かさずドクターペッパーを3本飲むのが日課になっているそうで、そのインタビュー記事が非常に面白い内容でした。
既にご存知のかたも多いのではないかと思います。

104歳となると、かなりの長寿です。
私には104歳になる家族や親せきがいませんし、そのような知り合いもいません。
みんな、その前に他界されているようです。

そういうことから考えると、相当な長寿です。

そんな彼女のインタビューですが、非常に笑わせてくれます。
完全に現代を馬鹿にしているのですが、彼女という証明に反論できない状態になっています。


ー長寿の秘訣は、何だと思いますか?

A:そうねぇ、私は毎日ドクターペッパーを3本飲んでるわ。私の健康の秘訣は、これだと思っているわ。

ーえ?毎日、ドクターペッパーを3本飲んでいるんですか?

A:ええ、そうよ。あらゆる医者は、「おやめなさい。それ(ドクターペッパー)は、あなたを殺しますよ」と忠告してきたわ。けれど、私に忠告した医者は、その後全て死んでしまって、毎日ドクターペッパーをかかさず3本飲んでいる私は、こうして生き残っているの。

他の人からもいろいろ言われたりはしたわ。普通であれば、朝はモーニングコーヒーなのでしょうけど、私にはドクターペッパーがあるから。


定かではないですが、確かこんなやりとりの記事だったように思います。
朝からドクターペッパーって。(汗)

彼女に関わったすべての医者は、彼女にそれを飲まないように、と忠告しました。
当然、ドクターペッパーは、体に悪いからに決まっているからです。

ドクターペッパーが体にいいのなら、医者はこんなことを言いません。

ドクターペッパーは、炭酸飲料ですし、そこに使われている甘味料の類はどれほどのものでしょうか?

コーンシロップ系なんかが使われているようであれば、その悪影響についてはいろいろあるようですので、普通に考えれば、健康に悪影響を及ぼす飲み物として間違っていない、ということでしょう。

実際、私は小さいころ、罰ゲームでこれをよく飲みました。

わけのわからない匂いと変な甘さが同居しているこの商品。
甘いものが大好きだった私も、これは好んで飲めませんでした。

私にしてみれば、毎日コーラ1本を飲むことさえ厳しいのに、この女性は、なんとドクターペッパーを104歳になった今も、毎日3本も飲んでいるのです。アメリカサイズなのでしょうから、日本のそれよりも量も多いのでしょう。

ドクターペッパーは、角砂糖10個以上ある、という情報が事実だとすれば、一日に角砂糖を30個以上とっている、という恐るべき生活です。

医者ではなくても、誰でもそれを実際に飲んでみれば、彼女に「やめたほうがいいって。死ぬよ?」と言うに違いありません。

けれども、彼女は104歳でもぴんぴんしているのです。
杖は多少使うけど、健康そのものなのです。

驚くべきことです。

彼女がしていることは、完全に医学を否定している、ということです。
いえ、医学だけではなく、私たちが信じているほとんど全てを否定している、といえます。もちろん、彼女はそんなつもりは毛頭ないでしょうが。

彼女に関わる全ての医者は、それを止めるように忠告しました。
つまり、彼らが採用している基準から判断する限り、絶対にやめるべき類のものだからです。

それにもかかわらず、彼女はガンにも、糖尿にもならないで、104歳まで来てしまったのです。

最も皮肉なことは、彼女に忠告した医者はみんな既に死んでしまった、ということです。

では、医学とは何なのでしょうか?
現代の西洋医学は、間違いなく科学に基づいて機能しているのですから、科学とは何なのでしょうか?

ということになります。

さて。
ここで西洋医学から東洋医学に目を移してみます。

東洋医学ですら、彼女にそれを飲まないように言います。
確実に言うでしょう。

東洋医学では、食事に非常に重きを置いているはずです。
たしか食事で治せることの出来る医者が、医者の中で最も上位ではなかったでしょうか。
(ちなみにメスを使う医者は、最も下のほうに位置していたような気がします)

このようなことから、毎日ドクターペッパーを毎日3本欠かさず飲んでいる、というのは、言語道断な生活、ということになります。

ですので、東洋医学であれ、西洋医学であれ、彼女のしていることは、自分たちの依って立っているものを完全に否定してしまっている、ということです。

さらに食事に気を付けて生きているすべての人を、軽くあしらってしまっています。

毎朝ちゃんと食事をとるとか、砂糖は毒だからとらないとか、
小麦は悪だからとらないとか、玄米が最もすぐれているから玄米だ、とか。

そういうのを超えてしまっています。

砂糖が毒だと主張するのであれば、一日30個以上の角砂糖を摂取していて大病一つしない彼女は一体何なのでしょうか?

「えへへへ」

苦笑いが待っています。
苦笑いしかできないでしょう。

その後、必死にあれやこれやの言い訳を考えて、考えて、考え尽くすことでしょう。

ただわかることは、彼女の例から、砂糖は毒なのではない、ということです。

毎日10本コーラを飲んだって、健康には何の問題もない、ということです。

入院中の病院食に吉野家の牛丼があっても、全く問題はない、ということです。

彼女は、自分自身でそれを証明しています。

このニュースが新聞の一面に来ることはないでしょう。
あったとしても、すぐに消されるはずです。
いろんな方法で。

なぜって、わかりますよね。

しかしながら、私は、彼女が教えてくれていることに注目します。

彼女が教えてくれていることは、何でしょうか?

私には、人類にとって、とてつもなく重要なことを教えてくれていることがわかります。

では、彼女を通して、私たちが気づかなければならないことは一体何なのか?

そのことについて、次回のグループミーティングで触れてみようと思います。

皆さんと、この話題について、分かち合いたいと思っています。

なぜ彼女は、そんな生活をして重病にならなかったのか?
そして、人生で重要なことは何なのか?

マスターたちは、しっかりとこの答えを出しています。
ですので、私たちは、それを忘れてはいけません。

そのことについて、グループミーティングで取り上げます。

参加する際は、ドクターペッパーを忘れずに持ってきてくださいw

(※)このテキストの続編については、こちらにあげておきましたので、生徒の方はご覧ください。
続編:~彼女が病気にならなかった理由~


この話題はグループミーティングやマスタークラスなどで取り上げましたが、復習のために読んでおかれることをお勧めいたします。

(つづく)

【レベル】:ゴールドクラス~ユニティクラス