ではなぜ、目覚めが起こらないのでしょうか?
それは、レベルがあるからです。
ですので、最初にここに触れたのです。
これを非常にうまく説明してくれているのが、『神との対話』です。
「身長が100センチの人は、100センチの景色しか見えない。けれど、身長が200センチの人は、200センチの景色を見る事が出来る。」
簡単に言えば、こういうことです。
当たり前ですが、レベルというのは、身長の事ではありません。
たとえば、覚醒が起きない、目覚めが起きない、と悩んでいる方は、それが起きるレベルに達していないだけなのです。
たとえば、目覚めが200センチの所で起きるとすると、まだ100センチのところをうろうろしているだけ、ということなのです。
そして、一番肝心な点は、100センチなのに、200センチになろうと必死にがんばっても、なれない、という点です。
200センチになろうと、牛乳をがばがば飲んでも、明日100センチから200センチに伸びている、ということにはならないのです。
明日、身体測定があってどうしても190センチとして記録されて欲しい。
あと15センチ足りないから、牛乳飲んで、煮干食えば、伸びるんじゃね?的な。
それはかなり無茶で無駄なあがきだということは、誰でもわかるはずです。
そんな自分勝手にコントロールできるなら、誰も苦労はしません。
行為者はいない、ということは、こういうことです。
ですので、今、レベルが100センチなら、100センチのところに居続けるしかないのです。どんなに頑張って努力しても、明日200センチになって、いきなり目覚めを体験できる、なんてことにはなりません。
このように、まずそれらが起こらないのは、神が悪いわけでもなく、スピリットの策略でもなく、単に自分自身が今いるレベルがそのレベルで、自分自身、それを望んでいた、ということを受け入れることです。
(つづく…)
- 投稿タグ
- 神との対話