この話は、実に全てを物語ってくれています。

つまり、何が起こるのかを。

あなたの家族は、仏陀についての情報を、あなたより持っているかもしれません。
けれども、あなたが仏陀と同じ道を歩んでいるとは、思いもしません。
それは準備が出来た尊い存在である証明なのですが、誰も気がつきません。

つまり、どれだけ知識や情報を持っていても、目の前で起こっている事柄の本質を見抜くことが出来ない、ということをよりよく示しているのです。

あなたは、ついに自分が本当にやるべきことが何なのかを知る旅に出始めたのです。
それは、いばらの道で、困難しかないでしょう。
抽象というものは、ひどく非情なもので、それでもあなたをそこにおびき寄せるのです。

これが、ここで言及している、天職について、自分が本当にすべき事は何なのかを見つけ出す旅にでることについての質です。

(つづく…)