以上のように、一人で出来るような仕事をしていくことです。

ただ、様々な理由で、どうしても会社やそういう場所で仕事をしなければならない時があります。

私達が自分自身を許せなくなるのは、結局、自分自身が理解したことや通過してきたこと、そしてこれから行こうとしている場所が素晴らしいとわかってはいても、いつもいつも最後には、動物に頭を下げなければいけない、動物に屈服する、という所なのです。

私達は、つまり ”あいつ” にいつもいつも首根っこを押さえられていて、最後は、いつも負ける、という経験なのです。そして、動物のほうが、まっとうで素晴らしいんじゃないか?と勘ぐってしまうのです。それは、あなたがこてんぱんにのされた証拠です。それは、自分自身の動物の性質にも屈服してしまった証拠なのです。

それほど、この動物、獣の王国は強大でとてつもなく強力な力を持っているのです。いってみれば、私達はたった一つの歩だけで、相手の玉をとっていかなければいけないゲームを演じているわけです。

たった一つの歩ですから、いつも負けて、最後に「参りました」と謝って、動物の中に入っていくわけです。ですが、脚本自体に動物の性質より精霊が勝っていることが記されているため、気づくとまた、動物の世界を出て、一つの歩で進んでいる、ということを何度も何度も、繰り返し行うわけです。

このように、はっきり言えば、皆さんの道は尋常ではないものなのです。だから、こんなにも人生に疲れるのです。もし皆さんの動物である知り合いが、「人生に疲れた」といっても、全くレベルの違う疲れなのです。

それをよく覚えておいてください。疲れ切って、絶望感でいっぱいになるのは、ちゃんと理由があるのです。

(つづく…)

【レベル】:ゴールドクラス~ユニティクラス